【9話】初のア○ム
さて、スカウト会社に入社し、出勤してからパチ屋に行くというクソみたいな生活を繰り返しだしたワタクシ、イタオです。
この頃、ワタクシのクソ生活に追い打ちをかける出来事がおきます。
それがそう。
タイトル通り、初の消費者金融
スカウトでの給料はだいたい20万前後。
普通に生活してたらまー普通に生活できるわけです。
しかしスカウトマンというのは意外にお金のかかる職業でして…
自分がいれた女の子が困ってたらフォローする(居酒屋とか飯屋とかで)
お店に入店してもらう為に密に話す(居酒屋とか飯屋とかで)
スカウトしたけど店に入らなかった女の子と遊ぶ(ただのバカ)
こんな感じにプラスして
毎日パチ屋に行くから当然お金がいくらあっても足りません。
そんな感じでお金がないから大好きな洋服もだんだん買えなくなってきます。
そしてある日の先輩との会話
先輩「おまえ服装変えたらもう少し上手くいくんじゃない?」(当時のワタクシはストリート系だった為)
ワ「え?スカウト用の服を買うって事ですか?」
先輩「そうそう。まー作業着みたいなものだと思ってもう少し細身で大人っぽい感じにしなよ」
ワ「えー、でもそんなお金ないですよ」
先輩「カードとか持ってないの?どうせ急にお金必要になったりする時あるんだから作ればいいじゃん」
ワ「そーゆーの怖いじゃないですか。先輩に借りるんでいいですよw」(実際この先輩にはお世話になってたし、お金を借りたりもしてた)
先輩「俺がいれば別にいーけどいない時もあるだろ?今の消費者金融って銀行でもおろせるから感覚的には銀行でおろすのと何も変わらないよ?誰にもバレないし」
ワ「え?銀行でおろせるって普通にATMでおろせるって事ですか?」
先輩「そうだよ。まー提携してるところだけな。」
この誰にもバレないという言葉にワタクシはめっぽう弱い。
以前にもお話したけど、パチスロをやってるというのもよっぽど仲の良い友達以外には公言してないですからね。
結構こういう感覚の人いるんじゃないかな~?(いてほしい願望)
そして
シェアメイトと話をして
カードを作っても使わなければいーかという話でまとまってしまったわけですw
そのまま先輩に連れられてやり方を教わり、シェアメイトと仲良くア○ムのカードを作る事に成功しました
え?こんな簡単に限度額50万のカードができるの?
これが最初の感想です。
作った事ない人はわからないかもですが
無人機で必要書類に記入して身分証を読みとってもらってそれで終わりです。
本当に一瞬の出来事でした。
本当におろせるのか…?
疑問に思って10万円を一気におろしたりしましたw
すぐに戻しましたがw
そんなこんなで借金地獄のスタートラインに立ったワタクシ。
なんだか財布の中に50万円の限度額があるカードを持ってるというのは凄く不思議で心強い感覚だったのを今でも覚えています。
もうこのカードを手にした瞬間からこの50万円はワタクシのものであると見事に錯覚していたのでしょう。
恐ろしい借金地獄の始まり始まり…
この時点での借金
ワタクシ:車のローン40万程
ヨサク:0円
ジョニー:0円