30歳で自己破産。ギャンブル依存が招いた悲劇~人生終わったブログ~

ギャンブル依存症~自己破産まで はじめまして!究極の楽観主義者「フリーダム・イタオ」です。 このブログはギャンブル依存症であるワタクシ「イタオ」の真実の物語。 現在30歳で自己破産をしてスッキリした心境の中で これまでの自分と向き合い 誰にも言えなかった心の内から当時の悩みなど 回想しながら物語調に綴っていこうと始めたブログである。こんなワタクシでも楽しく生きてるのだからあなたも大丈夫!!

【番外編2】AV女優との出会い

自己破産までの道のりだけを書いていくのもつまらないので、都内でスカウトをしてた時に出会った「変な女」についても番外編としてちょこちょこ書いていこうかと思います。

 

 

前回の家出少女に続き第二弾。

 

 

スカウト会社に入社して3日目にしてその出会いはありました。

 

 

出勤1日目、2日目と先輩にノウハウを教わり、1人で外回りに出れた3日目…

 

 

っとその前にスカウト(キャッチ)について少しお話しておきますね。

 

一口にスカウトと言っても都内にはアホみたいにたくさんの種類のスカウトマンがいます。

 

 

ガールズバー、キャバクラ、風俗、AV、芸能。

 

なぜ水商売の中に芸能も入れたかというとほぼ紙一重というかほぼ似たようなもんだからです。

 

 

芸能事務所に入ってるけど売れない女の子を事務所と系列の夜の店で働かせるなんていうのはザラにある事なのです。

 

 

まーそれはさておき、ワタクシのいた会社は普通のスカウト会社とは少し違っていまして

 

 

普通はスカウトマンが女の子をスカウトしたらその子の希望にあった職種(キャバ、風俗、AV)の店舗に紹介してお金を貰うというシステム。

 

そうまさに新宿スワンがその典型です。

 

うちの会社は何が違うかと言いますと…

 

元々店舗から派生したスカウト会社なんです。

 

 

つまりキャバクラやバーを作ったけど、思うようにキャストが揃わないから自分達でスカウトしちゃおうぜ?っていうノリの会社だったんです。

 

 

なので基本的に女の子を紹介できるのはうちの会社の店舗のみ。

 

 

うちの会社はバー、キャバクラ、芸能しかやってなかったのでAVとか風俗やりたいって子は紹介できなかったんです。

 

 

しかも芸能事務所と提携してハイレベルなキャストがいるとうたっている為、何せレベルが高い。

 

 

今では有名なあんな子あんな人も働いてたりしましたからね。

 

 

初めて店舗に行ってキャストを見た時は本当にビビりましたよ

 

 

 

 

 

日本ってこんなにたくさん美人いんのか?

 

 

 

ワタクシが今まで付き合ってきた女の子は一体なんだったんだ?(失礼)

 

 

 

なぜこのように女の子のハイレベルが保たれていたかというと…

女の子の入店審査があったのです。

 

 

流れはこうです。

 

 

ワタクシ達がスカウトする

 

 

店に連れていく

 

 

偉い人と面接させる

 

 

合否が出る

 

こんな流れなんですけど

 

このシステム本当に嫌でしたw

 

だってうちの店で働きませんか?って声かけてるのに店連れてったら可愛くないから取りませんって事があるんですよ?w

 

女の子からしたら

 

 

 

は?ふざけんな!!

 

 

ってなりますよね?

 

 

きまずかったな~

 

何人面接で落とされたことか…

 

 

こっちは苦労して店まで連れていってるのに…w

 

 

つまりこの長い前置きで何が言いたいかというと

 

 

 

 

 

女の子なら誰でもいいわけじゃないんです!!w

 

 

 

まず面接に受かりそうな子を発見してから声をかけなきゃならないんです!!

 

しかもハイレベルすぎて街中をうろうろしてても中々いないんです!!w

 

 

 

ここで入社3日目のワタクシに戻ります。

 

 

初めての1人スカウトでドキドキしながら街中をうろつきます。

 

 

今までは先輩に教わってたのであの子受かる、あの子は受からないというアドバイスを頂いてから声をかけてました

 

その先輩がいない今、自分で判断するしかありません

 

 

 

 

 

さーいざ出陣!!!

 

 

 

しばらくウロウロしてると小柄で色白なお人形さんみたいな女性を発見!!

 

 

あの子なら多分受かる!!そう確信したワタクシは必死に声をかけます!

 

 

 

無視です

 

 

大概の女の子は無視するので別に慣れてます

 

 

もうとっくにワタクシのハートは不感症です

 

 

悲しくもありません

 

 

ひたすらにお店の説明をします

 

 

「素敵な店なんです(よく知らないけど)」

 

「キャバクラとは違ってバーに近いです(おもいっきりキャバだけど)」

 

 

そうこうする事5分くらいかな?

 

 

その子が発した最初の言葉が

 

 

 

 

 

「入店してあげようか?そのかわりご飯付き合ってよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい?」

 

 

 

思考回路はショート寸前

 

 

 

どうゆうことだ?

 

こんな簡単に入店してくれるのか?

 

ご飯付き合えってどうゆうこと?

 

 

 

 

 

ワタクシチンプンカンプンです。

 

 

しかしワタクシの記念すべき入店一人目の女性になってくれるかもという期待も膨らむばかり。

 

 

よくわからない状況のまま近くのファミレスに二人で入り話を聞けば…

 

 

名前は虎子(仮名)

 

とりあえず暇らしい

 

 

 

そしてこれから単体でデビューするAV女優らしい

 

 

 

 

そりゃもう口から水を噴き出しそうになりましたよ

 

 

 

人生でAV女優と食事した事なんてありませんからね

 

 

当時20歳の田舎育ちのワタクシには

 

 

かなりの刺激の強さでした。

 

 

ってかこんな可愛い子がAVってどうなってんだよ

 

しかも

 

「私単体でデビューするんだ」

 

ってなんで嬉しそうなんだよ。

 

後で聞いた話だと単体デビューってかなり凄い事みたいですね。

 

その他大勢ではなく単体で売り出せる女優さんはあまりいないのだとか。

 

 

 

都会ってつくづくすげーな

 

わけわからんです

 

 

って思った瞬間でしたね

 

 

そして本当にご飯を一緒に食べた代わりにお店を手伝ってくれるという事になりまして

 

そのまま店舗に行く事に。

 

 

店舗につき、合格を貰い無事に入店。

 

 

会社では大騒ぎですよ。

 

 

入社3日目の新人がAV女優を即入店させたわけですからね。

 

この一件のお陰でワタクシはいっきに「期待の新人」「スーパールーキー」へと昇格いたしましたw

 

 

虎子は入店後、ワタクシに言いました

 

虎子「何日働いたらスカウトバック出るの?」

 

 

スカウトバックとは入店させた女の子が一定の成果を上げる事によりスカウトマンに歩合が入るシステムの事です。

この成果というのは出勤日数であったり、売り上げの何パーセントであったりと会社により様々です。

うちでは入店した子が3回出勤すると1万円の歩合がスカウトマンに入りました。(これが最低限で10回出勤すると3万円とか歩合が上がっていくシステム)

 

 

ワ「3回出勤」

 

虎子「じゃあ暇だし、3回は出勤してあげる」

 

ワ「え、ありがとう」

 

 

 

 

 

なんなんだこいつは。

 

 

色々な意味で色々な事に慣れ過ぎてるだろ。

 

 

 

そして本当に3回は出勤してくれるという律義さ。

 

 

 

とりあえず一発やらしてくれと心から思ったワタクシでした。

 

 

 

そしてそうこうしてる間に虎子のデビュー作のAVが発売されます。

 

 

 

本人が見てねと言ってる事もあり、とりあえず鑑賞します。

 

 

本人が言わなくても絶対見ましたが。(ゲス)

 

 

 

知ってる子がAVに出てる…

 

この感覚はなんとも不思議でした。

 

中々できない経験なんじゃないかな…?

 

 

ワ「みたよ」

 

虎子「良かったでしょ?w2作目ももう出るから」

 

 

そんな連絡のやり取りをしたのが最後のやり取りでした。

 

 

 

虎子は約束の3回出勤を果たすと店には来なくなり、連絡もぱたりと取れなくなってしまったんです。

 

 

そしてAVの作品も2~3作品しか出ていない。

 

 

何かあったのか?

 

 

気にはなりましたがワタクシには知る由もなく虎子は二度とワタクシに連絡をしてくる事はありませんでした…

 

 

最後の最後まであいつはなんだったんだ…と思うばかり

 

 

 

都会は色々なやつがいるなと思う出来事その2でした

 

 

 

ちゃんちゃん