【番外編3】 上京女pt1
借金の話だけではつまらないでしょうと始めた番外編。
意外にもアクセス数が高いので継続していきたいと思いますw
ワタクシイタオが東京のスカウト生活の中で出会った変な女シリーズ第3段です。
今回ワタクシが出会ったのは名付けて
「上京女」
皆さんスカウト業の繁忙期というのをご存知ですか?
どの仕事にも忙しい時期と暇な時期というのがあるものでして、スカウト業にも例外なくそれがあります。
スカウト業の基本的な行動パターンは
1. 声をかける
2.アポを取る(番号を交換して、可能ならばお店見学の日も決める)
3.アポった子に連絡を入れお店見学の日を決める(2で見学日が決まらなかった場合)
4.見学させて入店日を決める(もしくは見学日にそのまま働かせる)
ワタクシがスカウト業をしていたのは2年ちょっとくらいと短めですがその中で一番アポ(番号を聞く)が取れたのは間違いなく4月でした。
ランキングにするとこんな感じ
1位3月後半~4月後半(上京者が多い為)
2位7月~8月(夏休みの人間が多い為)
3位12月(クリスマスや年末年始の臨時出費に備える為)
18歳以上ならお水の商売が可能な為、18歳~22歳くらいの大学生が一番狙い目でした。
銀座や六本木の高級クラブならもう少し年齢層も高くていいのでしょうが、ワタクシがスカウトしていたのはあくまでもガールズバーだったので若い子の方がウケが良かったんです。
さて、ここでワタクシが出会った上京ビッチの話に戻しましょう。
彼女の名前はシズ子(仮名)
出会いは繁忙期の4月でした。
その日のワタクシはアポ率(1日にGETできる電話番号の数)があまりよくなく落ち込んでおりました。
何回、何十回と声をかけてもアポれない。
なんて日だ!!!!!(古い)
やさぐれていつものようにパチンコでも行こうかと考えていたその時!!
目の前に明らかに田舎者の女がいます。
あっワタクシも埼玉の田舎者ですが、大都会のど真ん中で毎日スカウト業をして女を眺めてると自然と田舎者と都会者の区別がつくようになってきますw
この明らかな田舎者シズ子は自分でブリーチしたような金髪に豹柄のストール。
変な破れたデニムにヒールでヴィトンのモノグラムのバッグみたいな服装でした。
今もたまに見かけるけど若い子であからさまにわかる(ダミエとかモノグラムとか)ハイブランドのバッグ持ってる子は個人的に凄く嫌いですw
中学生が濃い化粧をしてるような感覚に見えてしまうw
この日、散々色々な女に無視されてやさぐれていたワタクシはシズ子に狙いを定めます。
ちなみにシズ子はあまり可愛くありません。
店に連れて行っても多分受からない。
なのになぜ声をかけるのか…?
それはモチベーションをあげる為です。
なんだか物凄いゲスな事を言ってますが、もうワタクシのブログを読めばゲスな人間だとわかると思うので包み隠さずゲスでいこうと思いますw
(女性の方ゲスですいません)
不思議なものでスカウト業にもスランプみたいなものがあるんです。
そのスランプにはまると全くアポれなくなる。
そしてアポれなくなると更にどんどんアポれなくなるという悪循環に陥ります。
それを防ぐ為に多少受からないレベルの女の子でもアポっとくというのは大切な作業なのです。
何しろ単純に電話番号を聞けるというのはモチベーションアップにも繋がりますからね。
余談ですがうちの会社の一日平均アポ目標数は5件でした。
単純に20日出勤して毎日目標達成すると月に100件電話帳が増える事になります。
1年で1200件です。
1年で200件は女子と食事に行ける。
1年で100人は女とヤレる(選ばなければ)
東京すげ~
さて狙いを定めたシズ子に声をかけます。
そこは田舎者、ビタ止まりです。(歩きながら声をかけてるのにすぐ足を止めてくれる人の事)
基本的にビタ止まりする子は80%以上の確率でアポれます。(もっと確率高いかも)
ワ「かれこれこうゆう店をやってて…etc」
シ「あっそうなんですね。私東京の事よくわからなくて…」
会話を初めて5分くらいでアポれました。
一気にモチベーションアーーーーーーっぷ!!!!
ちょろいぜ
さすがイタオ(ドヤ顔)
どうやら静岡から上京してきたばっかで学校の近くの代官山に住んでるという話でした。
学生で代官山で1人暮らしって…
ボンボンやん!!!!
と舌打ちしたのを覚えています。
きっとお店に連れて行っても受からないと思ったのとシズ子も急いでた事もありアポだけとってそこではバイバイしました。
するとここから驚きの展開に。
シズ子と連絡先交換をしてからだいたい3時間後。
シ「さっきの話詳しく聞きたいんですけど…」
というような内容のメールが届きました。
シズ子受からないしな~
でも最悪知り合いのスカウトにパスしてうちじゃない所紹介させればいいか~
など考えながらカフェかどっかで説明しようか?みたいなメールをしていると…
シ「引っ越してきたばっかでよくここらへんわからないのでカフェとかじゃなくてうちでもいいですか?」
…はい?
この人はいったい何を言ってるのだろうか…
会って数分しか経っていないスカウトマンの怪しい男を家に呼ぶというのは…
罠だ!!!!
家に行ったら怖いお兄さんが出てきて
俺の女に何してくれてんの?
的な展開になるやーつ
フリーダムイタオ
フリーダムだけども実は割と慎重派です。
どうするか…
しかし店の説明をするという大義名分があります。
しかもあっちから家で説明してくれない?と言ってきてる
最悪そんな怖い展開になってもワタクシには会社というバッグがついている(ゲス)
何よりも腕っ節には自信はないが逃げ足には自信がある!!!(ゲスゲス)
そして家に行くということはあわよくばの展開を期待している(ゲスの頂点)
ゲス会議を脳内で開く事5分
「じゃあ家の詳しい場所教えてくれる?」
ワタクシはこう返信して軽い足取りで電車に乗り込みました。
ルンルン♪
足取りに音符とかついちゃいますよ♪
ゲスの極み
なんとでも言ってください
さてそんなこんなで言われた場所に来ると…
随分立派なマンションです。
そりゃそうです。代官山ですから。
埼玉の田舎者のワタクシが代官山のオシャレなマンションに遊びにくる日がくるなんて!!!(もう既に遊び気分)
ついたよと電話をいれ、家にお邪魔します。
いくら代官山と言っても家の中は普通に女の子の1人暮らしです。
店の説明なんてそこそこに身の上話を聞き出します。
どうやら実家は静岡の地主さん(どうりで金持ちだ)
地元で友達と色々あったらしく上京を決意
ワタクシが東京で話した初めての人らしい
怖いお兄さんが出てくる心配なんてなんのその。
なぜか初対面のワタクシに安心感を抱いたらしく家に呼んでも平気だろうと思ったとの事でした。
うしししししw
世の中変なやつもいるもんだな~
と思いながらもそうゆう展開に。
男女が二人で部屋にいるわけですからね。
そうならない方がむしろおかしいですよ(ゲス思考)
しかもゲスすぎるワタクシは
「よし、ここの家をワタクシの家にしよう」
と思いつきます。
フリーダム!!
若気の至りでゲスすぎる!!!
この後のシズ子とフリーダムイタオの更にゲスい展開は上京女pt2にて公開致します。