【番外編3.pt2】 上京女PT2
さて前回までのお話で書いた通りワタクシ、フリーダムイタオことゲスイタオは上京女の代官山の家を手に入れよう作戦を思いつきます。
手に入れるとは言っても家に帰るのが面倒な日に泊まったり
終電なくなったら泊まり行ったりできればいいかな~くらいなんですけど。
なんだかんだそうゆう素敵な友達関係が続き1ヵ月くらいした頃ですかね。
上京女のシズ子は急にこんな事を言い出します。
シ「私お店で働きたいんだけど」
まーじーかーー
シズ子じゃなければ願ってもない申し出なのですがなにせ相手はシズ子です。
店に連れて行っても十中八九受からない。
困ったぞ。
しかしどうやら親の仕送りだけだと遊べずに物凄くお金を稼ぎたい様子。
頼みに頼まれ仕方なく店に連れて行く事になりました。
結果は…
不合格。
ですよね。
ばっちり想定内です。
シズ子には現在キャストが多い為入れる日数が少ないから違う店を探そうかとやんわり断りました。
そんな事があり数日が経つとシズ子との連絡がつき辛くなります。
おかしいぞ?対応もどこかそっけない。
スカウト業をやってると女の変化には即座に気付きます。
もし彼氏でも作られたら家にお邪魔できなくなってしまう!!!(ゲス)
しかし時すでに遅し。
ついに連絡を無視されるレベルに到達し、連絡がつかなくなりました。
くそ~
逃したおうちは大きいぞ。
それから一週間。
代官山の家を失ったワタクシが失望しながらスカウト業に精を出していると…
シズ子発見!!!!
あーいーつー
しかし少し病み気味のシズ子との関係も断ち切れて丁度いいとも思っていたワタクシもいたわけでして
発見したシズ子に声をかける気にもなれませんでした。
そこでワタクシはシズ子発見時に一緒にいたスカウトの後輩Kにこう伝えます。
「あの子、前ワタクシがアポって店落ちた子だ。遊び友達としてはいーかもよ」
するとすかさずKは声かけていーっすか?と食いついてきます。
いってらっしゃいとKを見送る事数分後。
「アポれたっすー!しかもこの後飲みに行く事になったっすー」
さすがはシズ子
どこまで東京に染まっていくんだい君は。
後輩Kから後日談を聞くと…
・とりあえず飲みに行った後に家にお邪魔しやっちゃった
・ワタクシ、イタオとの関係は好きになっちゃったから連絡取るのやめた
・東京を歩いてると色々なスカウトに声をかけられるから友達がたくさん増えた
・新宿のキャバクラで働く場所が見つかった
・スカウトされたやつとやりまくってる
こんな近況だったそうです。
上京して1、2ヵ月でここまで人を変えるとは
恐ろしや東京
そしてワタクシと後輩Kはこの後、仲良く性病にかかってることに気づき病院に行きましたとさ…
とほほ
ちなみにこの1年後くらいにワタクシは街中でシズ子にばったり出くわします。
その時は普通に話したのですが
「私、新宿のキャバで今ナンバーワンなんだ!」
と凄く嬉しそうに微笑んでる姿が印象的でした。
東京はすげーとこだ…
ちゃんちゃん